講習検定
理科(地学・生物・化学・物理)
教科別・講習検定について
講習検定は3級レベルを対象に講習を受けて一定のレベルに到達した生徒に、科目ごとの「理検3級」の合格を認める制度です。
これは、コロナ禍の影響で世界的に学習の遅れが指摘され、その年代の生徒の学力回復は非常に困難との判断がなされています。
そのような教育環境のもと学習の遅れを取り戻すために、「理検」では当分の間、「理検Doctor」の力を借りて、地学・生物・化学・物理の講習を受講していただき、一定のレベルに到達したと認められる場合には、科目ごとに「理検3級」の合格を認めていこうとするものです。
世界情勢としては、宇宙ビジネスの広がりや新たなコロナウィルス対策もしくはカーボンニュートラル社会の実現など、理科の学力向上が望まれる時代が到来しています。ところが、我が国の場合は、理科の指導をする教育機関があまりにも少なく、あるとすれば実験教室に限られています。
これに対しここ数年、日本では理科嫌いの学生が増えているのが実態で、学校教育現場においても4科目の専門指導者を置いていないのが現状です。
「理検」では、理科4教科の学習効率を飛躍的に高めるために地学・生物・化学・物理の内容を音声化することに成功、高校理科を短期間に学び取ることのできる超高速学習システムを開発いたしました。
高校生はこれを使って、弱い教科を短期間で強化するか、強い教科をさらに強化するための学び直しが可能になりました。
理科教育に期待されている保護者のみなさまには、これを機会に、子どもさんのさらなる理科学力向上に本制度をご活用いただけれるならば幸いです。
一般社団法人日本理科検定協会
代表理事 高田大進吉