2020/6/23 茨城県土浦市鷺の群生地
2018/8/4 新潟県長岡市隧道 探索
新潟県長岡市にある隧道の探索に行ってきました。日本ではかつてトンネルを隧道と呼んでいました。今回は特に人力で掘った隧道の調査です。地域の誇り命のトンネル「中山隧道」
中山隧道は、1933年~1949年にかけて作られた全長922mあり、手掘りトンネルとしては日本最長です。1時間以上かかる峠越えに加え冬季における積雪の際の通行の困難を解消するために、集落の住民たちの手によって無報酬で、しかも見通しも立たない状況の中でツルハシなどを使用し全て人力によって掘り続けられました。映画に中山隧道建設のドキュメンタリー映画「掘るまいか」があります。
8月の真夏の時期にもかかわらず、隧道内はひんやりとして涼しいです。
掘った土砂を外に運ぶ木造のトロッコが展示されています。
隧道内の壁には等間隔に穴が掘られていました。ロウソクを立ててトンネル内を照らしていたのでしょうか。
中山隧道の近隣には他にもたくさんの隧道があるとのことで、一人が20年かけて200mを掘ったとされる名もなき隧道内を農家の方の許可を得て入り口から出口まで探索させてもらいました。
隧道を通して山の反対の斜面を流れる沢の水を水田に引いています。現在も農業用水として利用されています。
中山隧道と同じく隧道内は涼しいです。地面の泥に足を取られるため周囲をライトで照らしながらゆっくり進みます。ときおりコウモリが顔をかすめていきます。
山の反対側の出口にでました。
山の反対側の斜面を流れる沢にでました。水を求め200mを20年かけて掘り進んだ血と汗と涙の結晶に大きく心打たれました。
<参考文献>
中山隧道 - Wikipedia
映画「掘るまいか」
2017/8/24 茨城県土浦市河川敷の鷺
茨城県土浦市桜川河川敷の鷺の群生地の観察に行ってきました。
2017/6/19 理検農園ジャガイモ収穫!
ジャガイモ生産観察実験結果2017/5/4 下北半島の風力発電基地
1,500kwの30基あまりの風力発電装置が稼働しています。
2017/2/22 流木による砂の堆積
上の写真は、小貝川に流木が流れつくことにより川の流速が弱められ、それが原因となって流木の背後で砂が堆積していく様子です。下のグラフより粒径の大きな礫(れき)と砂は平均流速が小さくなると堆積しやすいという性質があることが分かります。
下の写真は、数か月後の砂の堆積の様子です。偶然に流れついた流木が水の流れに小さな変化を生みました。その小さな変化が結果として川の地形に大きな変化を生じさせたのでした。